塚原温泉の歴史
塚原温泉の歴史は古く、今から800年ほど前の12世紀、平安時代に開湯したと伝えられています。
大正から昭和時代にかけては、現在の立地に「宇佐屋旅館」、「泉屋旅館」、「由原屋旅館」の三軒の旅館が営業していました。
源 為朝(みなもとの ためとも)にまつわる伝説
塚原温泉には、平安時代の豪傑「源為朝(みなもとの ためとも)」についての伝説が残っています。
12世紀、為朝が山で狩りをしていた時、傷ついたシカが湯溜まりに浸かり傷を癒しているのを見て塚原温泉を発見したと伝えられています。
雄大な塚原高原を見下ろす伽藍岳(がらんだけ)山頂付近には、その昔、源 為朝が一刀両断にしたと言い伝えられる巨大な石「一刀岩(いっとういわ)」が鎮座しています。